台湾の観光スポットをテレビ熊本の仲野香穂アナウンサーが紹介。今回は、年間6,000人のカップルが誕生するという「最強のパワースポット」と「最新スイーツ」を紹介する。
チャイナドレスで街を観光!
仲野香穂アナウンサー:
旅のスタートは、台北市の「迪化街(ティーホァチェ)」です。きょうは、地元のテレビ局からゲストに来ていただきました

緯來日本台(ビデオランド社)緯來日本チャンネル・シヨさん:
大家好(ダケホ)!皆さんこんにちは、シヨです。熊本の皆さん、きょうは私がおすすめの観光スポットを紹介します。こちらです!

仲野香穂アナウンサー:
これは、チャイナドレス?
「迪化街」にある店「アーリンネンホワサロン」では、チャイナドレスをレンタルでき、写真撮影や観光を楽しめる。

色とりどりのドレスが約300着並び、サイズはMから6Lまでと豊富。採寸後、好きなドレスを選ぶことができる。

そして、チャイナドレスに着替えた2人が登場!
仲野香穂アナウンサー:
私は定番の赤のチャイナドレスを選びました
シヨさん:
私は反対の青にしました

仲野香穂アナウンサー:
どうですか、かわいいですか?では、早速観光に行きましょう!
年間6000人のカップルが誕生?“最強パワースポット”へ
迪化街は、19世紀にできた台湾最古の問屋街。光と影のコントラストを重視した立体的な構成である“バロック様式”の建物などが立ち並ぶ。

今回は、ここに“最強のパワースポット”があると聞いて訪れた。旅の安全や縁結び・夫婦円満にご利益があると言われている寺院、霞海城隍廟(シアハイチョンホアンミャオ)だ。

線香に火をつけ、空に向かって天の神様に願う。この時、名前・住所・生年月日を忘れずに伝えるのがポイントだ。そして、願ったあとに二礼する作法を繰り返す。

長いひげを生やした神様・月下老人(ウェーシャーラウレン)は、恋愛成就や夫婦円満にご利益があるとされ、願う相手の名前や特徴をなるべく細かく伝えるのがポイントだそう。

持っていた線香を投げ入れ、お守りにパワーをためると参拝終了。この日は、霞海城隍廟のご利益があり、結ばれた2人が記念撮影に訪れていた。
仲野香穂アナウンサー:
きらびやかで、すごくパワーを感じました

寺院の広報担当・タイタンさん:
実は、年間6,000人のカップルが誕生しているんです
仲野香穂アナウンサー:
6,000人ですか!? すごいですね
寺院の広報担当・タイタンさん:
ぜひ熊本の皆さんもお越しください
娘の挑戦が実を結び…新たな流行の発信地に
また、迪化街はお茶や漢方薬の老舗が軒を連ねる一方、リノベーションした店も多く、新たな流行の発信地にもなっている。
その店の1つが「漫花時(マンフワースー)」。店内には、台湾を象徴する梅の花が描かれた布やクッションなどが並んでいる。

隣では、豆乳ゼリーのような台湾のスイーツ「豆花(トウファ)」も提供。伝統的な「布市場」であるこの町から離れゆく若者たちがまた集まるような場所にしたいと、10年前からスイーツの販売も始めた。布専門店を営む母の思いを引き継いだ娘の挑戦は功を奏し、今では観光客も多く訪れるようになったという。

娘・シャーリーンさん:
伝統的な布の販売だけでなく、伝統と流行を融合して、はやりの布やスイーツを提供しているので、ぜひ来てほしいです

旅のひと休みとして、台湾の伝統と今を感じる時間はいかがだろうか?
暑い日には冷たいヘルシースイーツで涼を
この日の気温は29度。冷たいスイーツを探しに、台北市の隣の新北市を訪れた。かき氷店「何家甜品鋪(ホージャテンデンプ)」では、旬の果物を使ったものや、台湾のかき氷の定番「タロイモ」を使ったものなどを販売している。

仲野アナウンサーが選んだのはタロイモのソースがかかったかき氷。火山がイメージされていて、見た目は阿蘇中岳の火口を思わせる。

仲野香穂アナウンサー:
お芋の風味がします。ちょっとサツマイモに近いような、甘い芋の風味が感じられます。黒糖シロップをかけたんですよね。甘さが程よくておいしいです
黒糖シロップは、40年変わらぬ製法で作られている自慢の味。中には緑豆や小豆、ハトムギが入っていて、ヘルシーな台湾の味を象徴している。
シヨさんが選んだのは、スイカやマンゴーが乗ったかき氷。

シヨさん:
おいしいです、甘くて。ぜひ日本の皆さんに食べてほしいです。台湾の夏はマンゴーが代表的なフルーツで、みんなよく食べてますね
台湾のかき氷は、大きく分けて2種類あるという。

シヨさん:
粗いかき氷もありますし、なめらかな口当たりのかき氷もあるので、友達と来て、両方一緒に楽しんでほしいですね
次回は、台湾の代表的な朝食を紹介。そして、七煎目までおいしい本場のウーロン茶のいれ方を学ぶ。
(テレビ熊本)