四国に5店舗を展開する文具店で売れ筋商品が発表された。削らずに長時間書き続けることができるペンや、かわいい動物型のクリーナーなど、進化を続ける最新文房具をご紹介。

より濃く長く…愛用者も納得の“書き心地”

高知市のフジグラン葛島2階にある「文具生活」は、香川に本社があり、四国内で5店舗展開している。

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特設コーナーでは、「文具生活大賞2023」を開催。2022年1月から2023年3月までの売上数が多かった商品の中から大賞と入賞を選び紹介している。

まず1つ目。ボールペン部門の大賞は、「フリクションボールノックゾーン」。

文具生活高知店・正岡靖浩店長:
従来のフリクションボールよりは、より濃く長く書ける次世代モデルのフリクションボールになっています

“こすると消える”でおなじみのペン「フリクション」。愛用歴5年の田村優介アナウンサーが早速、書き心地を試した。

田村優介アナウンサー:
従来のフリクションから書いてみたいと思います。いつも通りの書き心地です。新型のフリクションはどう違うのか…。しっかりとした書き心地で、インクも濃いです。ペン先もガタつきがなく、とても書きやすいです

新型のフリクションは高濃度のインク搭載で、濃く書くことができる。また、ペン先を特殊なパーツでつかむことで、ガタつきも抑制されている。

距離だと約16キロ 削らずに書き続けられるペン

そして、「マーカー&その他書くもの部門大賞」のペンにも驚きの性能が。

文具生活高知店・正岡靖浩店長:
削らずに長い時間書き続けられる、メタルペンシルになっています

メタルペンシル、その名も「メタシル」は、芯が鉛を含んだ特殊合金で作られていて、紙との摩擦で生じる鉛と合金の粒子が紙に付着することで線が書ける。

濃さは2Hの鉛筆相当で、消しゴムで消すこともできる優れものだ。
ちなみに、削らずに書ける距離は約16キロ。JR高知駅から土佐市までを線でつないでいける計算となる。

続いて、学習文具部門の大賞は「エルガバ」。その名前の由来は?

文具生活高知店・正岡靖浩店長:
開けると“L字”に“ガバ”っと開く商品になっています

一般的なペンケースの場合、底などにあるペンが取りづらいことあるが、このエルガバは中身が取り出しやすいペンケース。メイク道具や工具入れとしても活躍しそうだ。

1冊でも倒れない 店長イチオシのブックスタンド

そして「謎の形状」の商品は、正岡店長のイチオシだ。

田村優介アナウンサー:
こちらの商品は?

文具生活高知店・正岡靖浩店長:
こちらの商品は、「1冊でも倒れないブックスタンド」です

田村優介アナウンサー:
ブックスタンドなんですか?

文具生活高知店・正岡靖浩店長:
普通のブックスタンドだと、1冊だと倒れてしまう時あるじゃないですか。よろしければ差し込んでみてください

田村アナが試しに本を置いてみると、1冊でもしっかりと立っていた。

文具生活高知店・正岡靖浩店長:
取り出す時も簡単に取り出せて、横の本も倒れないんですよ。おすすめの商品です

他にも小さなゴミを進みながらモグモグ。動物型の「卓上クリーナー もぐもぐズー」や、修正テープの要領で簡単に引ける転写テープ「デコラッシュ(太幅)」など、生活に彩りを添えてくれる楽しい文具が盛りだくさんとなっている。

文具生活高知店・正岡靖浩店長:
特設コーナーを見ていただければ今、流行りのものが一目で分かると思います。非常に便利な商品がたくさんありますので、ぜひ一度見ていただいて、普段の生活に役立ててほしいと思います

勉強や仕事の効率アップに、お気に入りの文具を見つけてみてはいかが?

(高知さんさんテレビ)

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