帝国データバンクによると、スーダンに進出している日本企業は、2023年3月末時点で4社であることが明らかになった。
このうちの2社は、総合商社の豊田通商とJT=日本たばこ産業。豊田通商によると、現地事務所に日本人の駐在員1人が勤務しているが、現在は一時帰国中のため無事だという。また、JTはスーダン国内向けにたばこを製造する工場があるが、日本人の従業員はおらず、出張している社員もいないと説明している。
日本から進出した企業の事業は、医療サービス提供や資源開発など支援、現地での販売が中心で、帝国データバンクは、邦人の安全確保を第一に事態の成り行きを見守る必要があるとしている。