子供のお稽古一つとっても、いまは様々なものが登場している。今回紹介するのは、最新の科学に基づいたスポーツ教室。いったいどんな教室なのか、取材した。
運動神経がとても伸びるゴールデンエージを狙ったスポーツ教室
陸上競技に…！
先生：
おへそ最後まで見て…
体操競技も！
今回紹介するこの教室は？
biima sports 山岸由佳メインコーチ：
21世紀型教育を提供する総合スポーツスクールです。
この教室の最大の特徴。それは対象年齢。この教室は3歳から小学3年生までしか参加できない。その理由は？
山岸メインコーチ：
3歳から10歳の間は運動神経がとても伸びるゴールデンエージという時期になります。特定の競技を行うよりも様々なスポーツを総合的に行ったほうが運動能力が高まりやすいと言われています。
スポーツ科学や幼児教育学に詳しい早稲田大学の教授と共同開発したプログラム。
3歳～10歳までの間に”走る” ”跳ぶ” ”投げる”といった様々な運動を実施したほうが運動能力が高くなるという研究結果が出ている。
そのため、この教室ではサッカーやテニス、野球など年間7種類以上のスポーツを2カ月ごとに行っている。
山岸メインコーチ：
赤・青・緑を見に行く人、チームで話し合って決めましょう。
さらに、この教室で教えるのは運動能力だけではない。
山岸メインコーチ：
非認知能力開発プログラムといって、あえて先生が介入せずに子どもたちだけでチームを組んで問題を解決するゲームになっています。
スポーツ庁から表彰された21世紀型教育
一人一人がヒントを持ち寄り、それをお互いに共有しながら課題を解決するゲームだ。
子供：
1、2、3…「1マス進む」を3回繰り返したから…
子供：
僕のヒントは「2回繰り返す」だった。
現代に必要とされるコミュニケーション能力を育てるプログラム。
「21世紀型教育」と言われるこの教室はいまや39都道府県、あわせて250教室を展開し、スポーツ庁などからも表彰されている。
記者：
この教室はどうですか？
生徒（小学1年生）：
楽しいところ。何でもできるようになった。
記者：
色んなことを学べるのはどうですか？
生徒（小学1年生）：
それこそが楽しい、スポーツが好きだから。
保護者：
身体能力が高まっただけじゃなく、おしゃべりできるようになったとか。自分が思った通りに
いかないということも経験だと思うので豊富な経験を感謝しています。
山岸メインコーチ：
運動が得意なお子様でもちょっと苦手だなというお子様でも楽しんでレッスンに参加していただけると思うので、ぜひ一度体験会に参加してみてください。
この教室は週1回、約1時間の活動で月謝は8800円。県内では金沢市と野々市市にあわせて4つの教室が開かれている。
（石川テレビ）
