岸田首相は10日、4月末からの大型連休中に南半球に多い新興国「グローバルサウス」の国への訪問に意欲を示した。
岸田首相は10日の自民党役員会で「G7広島サミットが来月に迫っている。議長国として、法の支配に基づく国際秩序の維持と強化にリーダーシップを発揮していく」と強調した上で「こうした取り組みを進めるために、グローバルサウスの声に耳を傾け、関与を強化していくことが重要だ。4月末の連休も事情が許せば、外遊をしたい」と述べた。
「グローバルサウス」とは、南半球に多いアジアやアフリカなどの新興国のことで、岸田首相は4月末からの大型連休中にこうした国への訪問に意欲を示した。
岸田首相はこれまでも「グローバルサウス」との関係性を重視する考えを示してきた。