ウクライナへの軍事支援のほか、中国や中東などに関する機密文書がSNSに流出し、アメリカの国防総省が調査を進めている。
ニューヨーク・タイムズは7日、SNSのツイッターやテレグラムに、アメリカなどが進めるウクライナへの軍事支援に関する機密文書の写真などが流出したと報じた。
文書は先月1日時点の戦況なども含まれているが、戦死したロシア兵の数が少なく書き換えられた形跡があり、ロシア側が意図的に利用している可能性もある。
このほか、中国や中東に関するブリーフィング用のスライドなども拡散し、100以上の文書が流出した恐れがあるという。
国防総省は「報道は把握しており、現在、調査を進めている」として、流出の経緯などを調べている。