夏でもスキーが楽しめる月山スキー場につながる県道が除雪作業を終え、4月7日に開通した。高さ約8メートルの見事な雪の回廊が出迎えてくれる。

スキー場につながる県道が開通

開通したのは、山形・西川町の志津温泉から月山スキー場に至る県道・月山志津線の5.4kmの区間。スキー場のオープンに向け、3月8日から除雪作業を進め、7日の開通に至った。

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暖かい日が続く2023年は雪解けが進んでいるが、それでも道路の真横に高い雪の壁が迫る「雪の回廊」が出来上がっている。雪の壁は、高い所で約8メートル。訪れた人に豊富な雪に恵まれた土地であることを印象付ける。

志津町内会・工藤勝弘会長:
ここ3年間、コロナでかなり志津の旅館は打撃を受けた。V字回復を期待して、多くの客に月山スキー場に来ていただきたい。月山はまだ雪がたくさんあるので、全国から多くの客に来ていただき、楽しんでもらいたい

月山志津線は当面、路面凍結のおそれがあるため、夜間は通行止めとなる。

また2022年、崩れた雪で道路がふさがれ通行できない期間があったため、2023年は雪解けの状況を見て、4月中旬をめどに雪の壁を崩す予定だという。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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