山形県統一ブランドの純米大吟醸「山形讃香」は、1985年から作られている山形を象徴する日本酒で、2022年全面リニューアルし、6日、2023年産の販売を前に県酒造組合が会見を開いた。

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2023年の酒米はコンテストで最高賞をとった山形・新庄市の大沼敦さんの「雪女神」。醸造は品評会で最上位に入った酒田酒造(酒田市)・和田酒造(河北町)・東の麓酒造(南陽市)が担当した。

あわせて約5,000本が1本7,000円で4月14日から販売されるが、リニューアル2年目、さらに「貴重な1本」が誕生した。

県酒造組合・中野益美会長:
スタンダードな「山形讃香」も大好評だが、コメの魅力・山形の技、しぼりとして究極は袋絞り・しずく取り

3つの酒蔵あわせて700本限定の「山形讃香・しずく取り」。もろみを袋に入れて絞るため量が少なく、繊細できれいな酒で、「雪女神」の良さが凝縮された1本。

県酒造組合・中野益美会長:
お米の究極・技術の究極、「山形のフラッグシップは、こういう酒」と訴える力がある。山形の酒の素晴らしさ、それを醸し出す山形の風土・環境、そこまで思いをはせて飲んでほしい

「山形讃香・しずく取り」は四合瓶・720ml入り1万1,000円で、通常の「山形讃香」と同じく4月14日に販売が始まる。

(さくらんぼテレビ)

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