3月29日、山形・金山町森林組合の事務所や工場が全焼した火事で、警察と消防は、まきストーブの煙突の異常過熱が火事につながったとみて調べを進めている。

3000万円相当の「金山杉」焼ける

この火事は、29日午後、金山町山崎の金山町森林組合から出火し、事務所や工場などが全焼したもの。

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火は風にあおられてオイルや灯油・トラックのタイヤなどに燃え移り、住宅用に製材し倉庫に保管していた約3,000万円分の金山杉や、加工用の機械などを焼いて7時間半後に鎮火した。

関係者によると、1995年に現在の場所に移転・新築した組合には、事務員用と山仕事をする従業員用の休憩室があり、それぞれに長さ1メートル・直径30cmの丸太が丸ごと入る、大型のまきストーブが置かれていた。

火事に気付いた男性従業員は、事務員用の休憩室に置かれたまきストーブの煙突上部にある雨よけ用の屋根の辺りから火が出ていたと話していて、警察と消防は煙突上部の異常過熱が火事につながったとみて、調べを進めている。

(さくらんぼテレビ)

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