2024年春に運行開始を予定している山形新幹線の新型車両が、3月15日、山形駅で関係者に公開された。吉村美栄子知事も視察に訪れ、交流人口の増加に期待を寄せていた。

座り心地や利便性が向上

山形駅のホームに入ってくる山形新幹線「つばさ」の新型車両「E8系」
山形駅のホームに入ってくる山形新幹線「つばさ」の新型車両「E8系」
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約25年ぶりとなる、山形新幹線「つばさ」の新型車両「E8系」が、15日午後、山形駅で沿線自治体の関係者に公開され、吉村美栄子知事と山形市の佐藤孝弘市長が視察に訪れた。

山形市・佐藤孝弘市長:
グラデーションになっている

吉村美栄子知事
吉村美栄子知事

吉村美栄子​知事:
きれい

2人は、紅花をイメージしてデザインされた座席の座り心地を確かめたほか、各座席にコンセントが設置されていることなど、利便性が向上したことを実感していた。

吉村美栄子知事
吉村美栄子知事

吉村美栄子​知事:
座席が明るくて、心がうきうきする。旅の途中も非常に楽しんでもらえる。また、山形を感じてもらえる車両だと思う。新しくなった「つばさ」にたくさんの県内外の人が乗って、交流人口が増えてほしい

先端部分を伸ばした新型車両「E8系」
先端部分を伸ばした新型車両「E8系」

山形新幹線の新型車両は、車体の先端部分を伸ばしたことで最高速度は300km/hと、これまでより25km/h速くなる。3月1日から試運転が行われていて、これから約1年間、安全性などをテストし、2024年の春に運行が始まる予定。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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