山形銀行のトップが、18年ぶりに交代することになった。2023年6月に長谷川吉茂頭取が退任し、佐藤英司専務が新頭取に就任する新体制に移行する。

従来のビジネスの一層の進化を

山形銀行は3月28日、2005年から18年間、頭取を務めてきた長谷川吉茂頭取が2023年6月に退任すると発表した。会見に臨んだ長谷川頭取は、次のように退任の理由を語った。

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山形銀行・長谷川吉茂頭取:
地域の課題が多様化・複雑化する中で、「柔軟な新しい発想」が求められている。こうした変化に対応するとともに、従来のビジネスを、「顧客起点」と「人的資本経営」などの観点から、一層進化させることを目的としている

後任は佐藤専務 長谷川頭取は代表取締役会長に

後任には、山形市出身で米沢支店長などを務めた佐藤英司専務(58)が内定していて、長谷川頭取は代表取締役会長に就く。

山形銀行・佐藤英司専務:
山形銀行グループの総力を挙げて、お客様に寄り添った活動をさらに強化し、DX(デジタルトランスフォーメーション)や商社機能といった金融領域以外の支援も含め、積極的に行う

役員人事は、6月に行われる株主総会と取締役会で正式決定される予定となっている。

(さくらんぼテレビ)

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