アメリカ、イギリス、オーストラリア3カ国の安全保障の枠組み、AUKUSは13日、首脳会談を開き、中国への抑止力強化に向けてオーストラリアへの原子力潜水艦の導入計画を発表した。

3カ国首脳の会談が、2021年9月にAUKUSが創設されてから初めて行われ、オーストラリアが2030年代前半にアメリカ製の原子力潜水艦を最大5隻、配備する計画で合意した。

台湾周辺などで海洋進出を強める中国への抑止力強化を図る狙いがある。

バイデン大統領は「前例のない三国間協力は、私たちを結びつける長年の絆の強さを証明するものだと信じている」と述べた。

今後は、3カ国で新型の原子力潜水艦を生産する計画で、イギリスは2030年代後半に、オーストラリアは2040年代初めに調達する計画。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。