16日から予定されている韓国の尹錫悦大統領の来日を前に、小島裕史(ひろし)警視総監が警備体制を強化するよう指示した。

3月16日に韓国の尹大統領が就任後初めて来日し、日韓首脳会談が開かれる予定だ。

小島裕史警視総監は、警視庁の各所属の幹部に対して「日々変化する警備の情勢と現場の状況を隅々まで把握し、想像力を働かせ必要な対策を講じていただきたい」と述べ、不測の事態に備えて警戒に当たるよう訓示した。

また、今回の訪問に合わせて、妨害や不法行為を行う者が現れる可能性も想定して、全職員が同じ温度感で警備に臨むよう指示した。