ウクライナのコルスンスキー駐日大使は10日、都内で会見し侵攻を続けるロシア軍による残虐行為を非難しました。

コルスンスキー大使が非難しているのは、ウクライナ兵がロシアの捕虜になり銃殺された映像がSNSに公表されたことに関するもので「ウクライナに栄光あれと発言した兵士が直後に残酷に殺害された」と強く非難しました。

捕虜となったウクライナ兵(「@chtddd」)
捕虜となったウクライナ兵(「@chtddd」)
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ザポリージャ原発
ザポリージャ原発
記者会見を行うウクライナのコルスンスキー駐日大使
記者会見を行うウクライナのコルスンスキー駐日大使

またロシアが9日、南部のザポリージャ原発を砲撃し被害があったことについて、もし復旧できなければ、福島で起きたことの100倍の惨事をもたらすことになる行為だとして批判しました。

また日本については、3月11日に、東日本大震災から12年を迎えるなか、福島第一原発の処理水についての日本の対応は「適切だったと思う」とし、日本政府が進める海洋放出は慎重に設計されていて、環境に害がでないように細心の注意が払われているとして、同じ原発保有国として理解を示しました。