NHK党の立花孝志党首が8日、記者会見し、同党のガーシー参院議員が3月8日の参院本会議で陳謝すると約束したが、それが反故された責任を取るとして、党首を辞任することを明らかにした。
海外に滞在しているガーシー議員は、国会欠席を続けた懲罰として8日の参院本会議で「議場での陳謝」を行うことが決まっていたが、結局、帰国せず本会議を欠席した。
この記事の画像(11枚)立花氏は会見の冒頭「本日付でNHK党の党首を辞任させていただく」と述べた。
その理由として、「2月27日に、ガーシー参院議員が、参院に登院して陳謝をすると表明した。その前に、3月上旬には帰国して登院すると言っていた」とした上で、「約束が反故になったので、党の代表としては責任を取らないといけないということでの辞任だ」と説明した。
立花氏の辞任を受け、国政政党のNHK党は、政党名を「政治家女子48党」に変更し、立花氏の後任となる党の代表者は、大津綾香氏が就任する。
一方、NHK党は、国政政党ではなく政治団体として存続し、立花氏が代表を務める。
立花氏は、ガーシー議員と最後に話したのは5日だとした上で、「最後まで待ったが、帰ってこなかったことは、残念というより、それはそれでいいと思っている」と述べた。
その上で「国会関係者、国民は、不快を持っている方が大勢いる」として、「日本流の責任を取るのは代表職を辞めることだと思うので、潔く辞めることになった」と述べた。
(フジテレビ政治部)
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