鹿児島県の諏訪之瀬島では3月2日から火山の活動が活発になっていて、気象庁は噴火警戒レベルを3の入山規制に引き上げた。
気象庁によると、5日午前6時20分頃、諏訪之瀬島の御岳で爆発的な噴火が起き噴煙が500メートルまで上がった。諏訪瀬島では3月2日から爆発の回数が増えていて、3日に11回、4日が7回など、5日までの5日間であわせて25回の爆発があった。
気象庁は、諏訪之瀬島の火山活動が活発になっているとして5日午前、噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から、3の「入山規制」に引き上げた。
火口からおよそ2キロの範囲では、爆発的な噴火により大きな噴石が到達する恐れがあるとして警戒を呼びかけている。