ウクライナ東部の激戦地・バフムトで戦況が緊迫している。
この記事の画像(27枚)まだ雪の残る、ウクライナ東部の町バフムト。
ひっきりなしに発砲音が響く中、枯れた木々とボロボロの建物のあいだを縫うように進んでいくドローン。がれきの山と化した悲惨な町の姿が映っている。
ロシア側の兵士がカメラの前で話していると…
ロシア側兵士:
あれは我々の戦闘機だよ。
爆撃音が響き、ロシアの戦闘機が上空から攻撃する様子が映る。
バフムトで戦うウクライナの兵士は、戦場から悲痛なメッセージを送った。
ウクライナ軍兵士:
2月28日、バフムト。町は火に包まれている。敵はどんどん押し寄せてくる。
戦況が緊迫するバフムト。ロシアが兵士を大量に動員して攻撃の手を強める中、ウクライナ側は必死に抵抗している。
激しい攻撃にさらされ続ける町で、住民は…
バフムト住民:
家も体も無事なうちは、この町に残るよ。
ウクライナ側は春から“大規模攻撃”に出るとの話もあり、
兵力を温存するため、バフムトから一時的に撤退する可能性が出ている。
ロシア本土でドローン攻撃「ウクライナだ」
一方で、ロシア本土でも動きがあった。
ロシア南部で起きた突然の爆発。
場所は石油貯蔵施設とされていて、ドローンによる攻撃とみられている。
さらに、首都モスクワ近郊にあるエネルギー関連施設でも、墜落したドローンが発見された。
ロシア国防省は、一部がウクライナによる攻撃だと主張している。
(「イット!」 3月1日放送より)
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