岸田首相は、24日の記者会見で、自らのウクライナの首都キーウ訪問について、「安全確保、秘密保護など、諸般の情勢を踏まえながら検討を行っているところだ」と述べた。
さらに「時期等、具体的に決まっているものは現在ない」と述べた。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領とは「電話会談等を通じて、緊密に意思疎通を行ってきている」と強調した。
岸田首相は1月6日にゼレンスキー大統領と電話会談した際、ウクライナ訪問の招待を受け、検討を続けている。
G7(主要7か国)の首脳のうち、アメリカのバイデン大統領が20日、イタリアのメローニ首相が21日にキーウを訪問。ロシアの軍事侵攻後、ウクライナを訪問していないG7首脳は、岸田首相だけとなっている。