トルコ南部で6日、起きた地震による死者が5万人を超えた。
トルコ政府は死者が4万3556人にのぼったと発表したほか、人権団体がシリアで6747人が亡くなったとしていて、両国で合わせて5万303人となった。
また国連は、今回の地震により150万人の人が家を失ったとしていて、少なくとも50万戸の新たな家を建築する必要があるという。
一方で被災地ではコンテナによる仮設住宅は1万戸にしか満たず、未だテント暮らしの人が多い。
こうしたなか、20日夜には新たにマグニチュード6.3の地震も発生し、11人が死亡した。また6日の大地震による余震も22日までに7200回以上あるなど、市民の不安な日々は続いている。
被災者が元の生活に戻るにはかなりの時間がかかる見通しだ。