アメリカのバイデン大統領は22日、ロシアのプーチン大統領が核軍縮条約の履行を停止したことについて、「核兵器の使用を検討している兆候とは受け止めていない」と述べた。

おととし行われた米ロ首脳会談
おととし行われた米ロ首脳会談
この記事の画像(4枚)

バイデン氏は米ABCニュースのインタビューに答え、プーチン氏が新START=新戦略兵器削減条約の履行を停止すると表明したことを「大きな間違いで、極めて無責任だ」と非難した。

一方で、バイデン氏は「プーチン大統領の行動に変化があるようには思わない」と指摘した上で、「核兵器や大陸間弾道ミサイルの使用を新たに考えている証拠はない」と述べロシアの核体制に変化はないと強調した。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。