4日にアメリカ東部の沿岸で撃墜された中国の偵察気球が、中国南部から打ち上げられ、アメリカ軍が、およそ1週間にわたり、追跡していたとアメリカメディアが報じました。
ワシントン・ポスト紙は14日、アメリカ政府関係者の話として、気球は中国空軍のもので、海南島の基地から離陸後、太平洋を東に向かう途中で、進路を北に変えた、と報じました。


気球についてはアメリカ軍や情報機関が、打ち上げから、およそ1週間にわたり追跡していたとしています。
気球は遠隔操縦が可能で、中国は太平洋にあるアメリカ軍の施設を監視する狙いだったものの、強風に流され、意図せずにアメリカ本土に到達した可能性があるとしています。

また、アメリカ政府は過去にも中国気球がハワイやグアムを飛行しているのを確認していた、としています。
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