離陸後の旅客機内で電子機器のバッテリーが発火した。
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2月7日(火)、カリフォルニア州のサンディエゴ国際空港を離陸したユナイテッド航空の機内で、電子機器用の外付けリチウムイオンバッテリーが発火した。

乗り合わせた乗客は「離陸して10分ほどで異臭がして、煙が立ち込めました」と語った。また、床の絨毯も燃えたという。

他の乗客は「近くに座っていた男性が叫び始めた。ファーストクラスの男性客がシャツで顔を覆うと、すぐに火が見えた」と語った。

発火したバッテリーはファーストクラスの座席ポケットに入れられており、乗務員が防火バッグに入れ延焼を防いだという。旅客機はサンディエゴに戻り、客室乗務員4人が煙を吸い込んだとして病院に搬送され、乗客2人が空港で診察を受けた。

カリフォルニア大学サンディエゴ校ナノ工学科准教授は「通常、バッテリーの発火は水で消火できない。バッテリーの発火はとてもまれだ」と語った。
バッテリーの燃焼には酸素を必要としないため水で消火できず、製造上の欠陥または過度な使用で発火する可能性があるという。

連邦航空局よると、2022年1年間で機内でのリチウムイオンバッテリーによるトラブルは57件起きている。専門家は、バッテリーが付いている機器は預け入れ荷物に入れず、必ず機内持込荷物に入れるよう、改めて注意を呼びかけている。
(FCIニューヨーク「FCI News Catch!」)