一連の強盗事件に関与したとみられ、フィリピンから移送された主犯格の男が、特殊詐欺のメンバーに対し、携帯に保存したメッセージの画像を見せて犯行を指示していたことがわかった。

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渡辺優樹容疑者(38)、小島智信容疑者(45)、今村磨人容疑者(38)、藤田聖也容疑者(38)の4人は、2019年の特殊詐欺事件に関与した疑いでフィリピンから移送され、逮捕されている。

捜査関係者によると渡辺容疑者は、特殊詐欺事件で秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」でのやりとりを、スクリーンショットと呼ばれる形で携帯に保存。

それをグループのメンバーに対し、「俺の仕事の内容があるから見といて」と言って見せて犯行を指示していたケースがあったという。

警視庁は、さらに具体的な指示の方法について、押収した携帯を解析して調べている。

(「Live News days」2月10日放送より)

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