6日にトルコ南部で発生した地震では、1万人を超える犠牲者が確認されている。時間を追うごとに、被害の状況が明らかになる中、遠く日本、山陰から、被災地の状況を心配、心を寄せる人がいる。

トルコ地震に山陰からも

トルコ南部、シリア国境近くで6日未明に発生したマグニチュード7.8の地震。その後も地震が続き、多数の建物が倒壊していて、これまで1万人を超える死者が確認されている。

安部大地記者:
こんにちは

目を覆いたくなる現地の状況に、遠く山陰で気をもむ女性がいる。

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阪本理恵子さん:
トルコは第二の故郷で友達も多い、びっくりして言葉が思いつかない

阪本理恵子さん。6年前から、松江市でトルコ料理店を営んでいる。伝統的な編み物などを学ぼうと、30代で単身トルコへ移住。約10年間暮らしていた。

阪本理恵子さん:
最悪な状況だということ、彼女の友人の中に亡くなった人もいるということで、とても悲しい、がれきの下に生き埋めになっている人とかいる。雪もやんで、少し救助がしやすい状況になることを祈るしかない

阪本さんが当時暮らしていたのは、震源となったガジアンテプから約800km、車で11時間以上かかる都市・アンタルヤで、友人などにけがはなかったものの、その知り合いの中には亡くなった人が複数いるという。

第二の故郷・トルコの危機。
遠く離れた山陰から支援の手を差し伸べようと、阪本さんはトルコの民族楽器「バーラマ」を奏でるチャリティーコンサートを開いて、義援金を募る計画だ。

(TSKさんいん中央テレビ)

TSKさんいん中央テレビ
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