山陰の4つの小選挙区では自民党が議席を独占する結果となりました。
唯一野党の議席となっていた島根1区では自民党が議席を奪還。
明暗が分かれた自民・中道の両候補の昨夜の動きを中心に振り返ります。
激戦とみられた島根1区。
高階・亀井両氏の2度目の対決となった選挙戦。
投票締め切り直後の午後8時すぎ…。
松江市の高階さんの陣営では報道機関の「当選確実」の一報が伝えられる、とどよめきが起きました。
自民党・高階恵美子氏:
「どうやって12日間を乗り切ることができるんだろうか、そう思うほど足元が弱い高階恵美子でした」
高市総理支持を前面に押し出し選挙戦を戦った高階さん。
「高市旋風」を追い風に小選挙区の議席奪還を果たしました。
高階さんにとって2年ぶりの国政復帰です。
自民党・高階恵美子氏:
「皆様と心を合わせて仕事をさせていただきたい。そして課題解決をともにさせていただきたいということを心からお伝えして参りましたので、そのところに共感いただけたのかもしれないなと思います」
一方、敗れた中道の亀井さん。
中道改革連合・亀井亜紀子氏:
「元の自民王国に戻ってしまったというところが残念ですね。非自民の議席をひとつ守りたかったなという気持ちがすごく強い」
高階陣営が喜びに沸くのと同じころ、松江市の報告会場に姿を見せ、このように敗戦の弁を述べました。
そのまま日付が変わった午前1時ごろまで支援者とともに比例代表の開票を見守りましたが復活当選はなりませんでした。
中道改革連合・亀井亜紀子氏:
「私の力不足で申し訳なかったなとお詫び申し上げます。めったに起こらない異常な選挙で、大物の野党議員も次々に落選をしていますし、何とも言えない気持ち悪さを感じております」
「中道」から出馬し、公明党県本部と立憲民主党県連が支援。
これまでにない組織戦を展開した亀井さん、全国的な中道への逆風が直撃した形となりました。
立憲民主党・岸道三県連幹事長:
「中道改革連合に合流した役職を重ねた方でもなかなか勝てなかった当選を果たせなかったという選挙でしたから非常に厳しい選挙だった」
公明党島根県本部・吉野和彦代表:
「本当に時間がなかった中で精一杯やったつもりですけども、今後、しっかりと状況など分析して敗因など見ていきたい」
自民党が盤石の「保守王国」を築き上げた島根1区の戦いは、一度揺らいだ地盤を再び固め、「王国」復活の足がかりを築く勝利となりました。