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25日、大雪の影響で北海道では列車が立ち往生し、乗客が閉じ込められる事態となりました。

午後7時過ぎに札幌を出発した函館本線は、30分ほどでストップ。それから約6時間も、車内で待機を余儀なくされたといいます。乗客たちが列車から降りられたのは、翌日26日の午前1時過ぎでした。

その際撮影された映像には、非常用の階段で線路に降りる乗客たちの姿が。
乗客たちは、雪が降り続く中を歩いて移動し、迎えに来た反対車線の列車に乗り込みました。

雪国でも想定外…引き続き注意を

映像を撮影した乗客の女性:
列車から降りるときは、みんな喜んでいる感じでしたね。
こんなに、6時間も閉じ込められることがないのと、車掌さんも言っていたんですけど、本当に年に1度あるかないかぐらいって。なんかもう予想ができないぐらい、予想していた以上に。

江別駅で降り、雪が積もったホームを歩くと、待っていたのは払い戻しの大行列でした。

女性は家族に車で迎えに来てもらい、なんとか家路につきましたが、強い風に雪が舞い、視界はホワイトアウト状態。前の車のハザードランプしか見えなかったといいます。
女性が自宅にたどり着いたのは、26日の午前3時過ぎでした。

雪国でも、想定を超えるほどの寒波。これからも注意が必要です。

(めざまし8 1月26日放送)