世界の寿司職人が腕を競い、日本の寿司や食材の魅力を発信するコンテストが豊洲市場で開かれた。
「WORLD SUSHI CUP 2022」には、フランス、アメリカ、ブラジルなど世界各国から19人が参加。
限られた時間の中で寿司を握り、衛生管理や仕込み技術、調理技術が総合して審査された。
コンテストの合間には、店で日本の魚を仕入れているか問う質問も。大半の参加者が仕入れていると札をあげた。
シンガポールの寿司店オーナーは、「日本から輸入したもののほうが新鮮でクオリティが高い。生け締めとか、きちんと処理したものが日本から入ってくるので、そうした品質を重視するということで日本から輸入したものを使っています」と話す。
農林水産省は「選手が自国に戻った際に、寿司や日本産食材の魅力を発信して需要を喚起し、輸出につなげていきたい」としている。