半導体大手のルネサスエレクトロニクスは、中国での新型コロナウイルス感染拡大を受け、北京工場の操業を停止したことを明らかにしました。
「ゼロコロナ」政策を大幅に緩和した中国では、北京市などで感染が再拡大しています。
半導体大手のルネサスエレクトロニクスは、従業員の間で新型コロナ感染者が増えたことを受け、16日夜から北京工場の操業を全面的に停止しました。操業停止の期間は数日間と見込んでいます。
北京工場はおもに産業機器向けの半導体を生産していますが、在庫には余裕があり、顧客への影響は限定的としています。
また、上海市に近い江蘇省蘇州市の工場は今のところ影響がなく、通常通り稼働しているということです。