日本を出発しておよそ1カ月余り、いよいよ今週、南極に上陸する。

2022年の南極海は、2021年よりも厚い海氷に覆われていて、観測船しらせは分厚い氷を砕きながら進んでいる。

海氷には、かわいらしい2羽のペンギンや、気持ち良さそうに寝そべるアザラシの姿も見られた。

しらせは平均およそ3.3メートルの厚い氷に阻まれるため、進めなくなることもあり、1時間におよそ13メートルしか前に進めない。

そこで、いったんバックをし、勢いをつけて氷に体当たりする「ラミング航法」を繰り返している。

FNN同行取材班も21日ごろの南極上陸を目指す。