交通事故を防ぐためにこの時期、大切なのがタイヤ交換だ。週間天気予報に雪マークが出る前に早めのタイヤ交換が重要。そんなタイヤ交換のポイントや、買い換え時期について調べてみた。

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金沢市内のガソリンスタンド。

秋末械人アナウンサー:
いま、タイヤ交換の状況はどうですか?
HOKUSEI FIVE入江店 山村昌嗣店長:
当店では先月の中旬ごろからたくさんのお客様にタイヤ交換をご利用いただいています。この時期は、毎日40台以上のタイヤ交換で大忙しです。

ピークを迎えたのは先月中旬から。早すぎるような気もするが…

山村店長:
冬タイヤというのは雪が降ったらではなくて、凍った路面ですべらないためにつけるものなんです。

山村店長:
気温5度以下になると、路面凍結の恐れがありますので朝晩遅かったり早かったりする方や、山間部の方は安全のために先月から替えていただいております。

秋末アナ:
続いては、この冬、タイヤを購入する人もいると思います。購入のポイントについて伺ってきます。

秋末アナ
秋末アナ

訪れたのはオートバックス金沢入江店。新しいタイヤに買い換える目安があるそうだ。

ポイントは二つ。「すり減り」と「年数」

オートバックス金沢入江店 長岡賢次さん:
これが出てくると、ちょっと危険ですよ。

これはプラットホームと呼ばれるタイヤのすり減りを示す目印。

オートバックス金沢入江店 長岡賢次さん:
乗ってくるとこれがどんどん溝が削れて薄くなってプラットホームが出てきますので。

新品タイヤが50パーセント摩耗するとプラットホームと同じ高さになる。この状態になると買い換えないと危険だ。

そして、実はタイヤには製造年月日が書かれている。

オートバックス金沢入江店 長岡賢次さん:
これこれ。これは2022年の42週目に作られたタイヤということなんです。

どのタイヤにも数字の表記があり、下2桁が西暦、上2桁がその年の何週目に作られたのかが記されている。

オートバックス金沢入江店 長岡賢次さん:
4年が目処と考えているんですが、それ以上経ってくると、走っていても走っていなくてもゴムが固くなってくるので、一つの交換の目安と考えています。

物価が高騰する中ですが、この店では新しいタイヤもなるべく抑えた価格にしているそうだ。

これは石川県内の冬用タイヤ装着率をまとめたもの。12月5日と6日の調査ではすでに8割が冬用タイヤを装着していた。

さらに走行中に特に注意すべき道がある。

それが「橋」と「坂道」だ。冷えやすい橋には凍結注意、また坂道にはスリップ注意と看板が掲げられている。冬用タイヤを装着してもこういった場所では油断せず、速度を落とすなど安全運転が必要だ。

(石川テレビ)

石川テレビ
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