日本初の月面着陸を目指していた超小型探査機「OMOTENASHI」が月への着陸を断念した中、同じロケットに搭載されたNASA=アメリカ航空宇宙局の宇宙船「オリオン」は21日、月に最接近した。
NASAは21日、新型宇宙船「オリオン」が月に最接近し、上空約130キロを通過したと発表した。
「オリオン」は月面探査プロジェクト「アルテミス計画」の最初のミッションとして、16日に、巨大ロケットに搭載され打ち上げられている。
日本の小型探査機「OMOTENASHI」も同じロケットに搭載されていた。
「オリオン」は25日半かけて月の周りを回り、12月11日に地球に戻ってくる予定。