櫻坂46の全国ツアー「2nd TOUR 2022 “As you know?”」ファイナル公演が、11月8日と9日の2日間、東京ドームで開催された。
キャプテンを務める菅井友香さん（26）は、この公演でグループから卒業。メンバーとファンへの感謝を語り、「キャプテンになれたことは誇り」と涙を拭う場面もあった。
アルバムツアー完遂 欅坂からのキャプテン卒業
菅井友香：
櫻坂46全国ツアー、東京ドーム公演へようこそ！
全国6都市12公演をまわり、櫻坂46として目標だった東京ドームでのステージ。
「BAN」「五月雨よ」「なぜ恋をして来なかったんだろう？」「摩擦係数」「世界には愛しかない」などの楽曲を披露し、花道やムービングステージ、トロッコなどの演出もあり、2日間で8万人の観客を楽しませた。
菅井さんは2015年、欅坂46の1期生オーディションに合格し、2017年にキャプテンに就任。櫻坂46に改名後も続投し人気を支えた。
菅井友香：
この7年で櫻坂としての2年ももちろん、欅坂としての5年も、とってもとっても大切な時間でした。
卒業セレモニーでは、菅井さんが“今歌いたい曲”として「10月のプールに飛び込んだ」「世界には愛しかない」など、欅坂46の楽曲も披露。
ティアラとドレスを身にまとった菅井さんは、「思い返すと本当に波瀾万丈なアイドル人生でした」と7年間を振り返った。
菅井友香：
私はキャプテンとして、せめて皆さんとグループをつなぐ架け橋になろうと向き合っていました。周りを信じることが難しくなってしまって、心に嘘をつかなくちゃいけなくなり、笑えることが難しくなってしまう時期もありました。そんなときに、応援してくださる皆さんがいてくださることが、本当に心の救いでした。
大切な欅坂46も、大好きな櫻坂46も、それぞれにしかない楽曲、メンバーの魅力がたくさんあります。どっちがいい悪いではなく、それぞれを尊重しながら、どっちも愛してもらえたらうれしいと思います。
私自身もまた皆様とお会いできるよう私の道を頑張って、これまでの経験を忘れずに、楽しかったこと、苦しかったこと、すべて抱きしめて前に進んでいきたいと思います。
そして、この日のために用意された新曲「その日まで」の曲中、菅井さんは改めてメンバーや観客への感謝を語った。
菅井友香：
今日までグループを守るために戦ってきました。悲しいこともありましたけど、最高に楽しかったです。7年間の応援、ありがとうございました！
新キャプテンには、2期生の松田里奈さん（23）が就任。
松田さんは「このメンバーならどんな困難も乗り越えられると思うし、どんな道も進んでいけると思います。またこのステージに立てるように切磋琢磨していきたいです」と抱負を述べ、公演は幕を閉じた。
（「めざましテレビ」11月10日放送）
