2022年で64回目の派遣となる「南極地域観測隊」が、11日、観測船「しらせ」で日本を出発する。

オレンジ色が特徴の南極観測船「しらせ」は、10日午前9時ごろ、東京国際クルーズターミナルに到着した。

越冬隊員を含む67人の隊員らを乗せた「しらせ」は、11日、日本から1万4,000km離れた南極へ向けて出港し、オーストラリアを経由し、12月23日ごろ、昭和基地に到着する予定。

2022年で64回目の派遣となる「南極地域観測隊」は、南極で地球温暖化による影響の調査や、世界最古の氷を掘削する準備などを行う予定。