12月1日から横浜で開催される「フランス映画祭」。2022年で30回目を迎え、ラインアップ発表記者会見が行われた。

フランス大使館大使公邸で行われた「フランス映画祭2022 横浜」ラインアップ発表記者会見
フランス大使館大使公邸で行われた「フランス映画祭2022 横浜」ラインアップ発表記者会見
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そのフェスティバル・ミューズに選ばれた石田ゆり子さん(53)が、フランスや映画への思いを語った。個別インタビューでは、相手役“究極の2択”を質問。意外な習慣も明らかに?

フランスは憧れ「大人の恋愛映画に出たい」

会見には駐日フランス大使や横浜市長らも出席し、石田ゆり子さんは週に3回レッスンを受けているというフランス語で「本日はここにいることができとても幸せです。ありがとうございます」と挨拶。

フランス語で「ここにいることができとても幸せです」と挨拶
フランス語で「ここにいることができとても幸せです」と挨拶

物心ついた時から、フランスの文化に憧れていたという石田さん。「映画は人の心と心をつなぐ、世界に共通する芸術だと思います」と映画祭への意気込みを語った。

好きなフランス映画は、エディット・ピアフやココ・シャネルなど、実在の人物を描いた映画だといい、出演した2018年の映画「マチネの終わりに」の撮影での思い出を振り返った。

「映画は人の心と心をつなぐ、世界に共通する芸術だと思います」
「映画は人の心と心をつなぐ、世界に共通する芸術だと思います」

石田ゆり子:
フランスに住んでいるジャーナリストを演じたので、フランス語のセリフも割とたくさんありました。パリに住んでいる役だったので、3週間ほどモンパルナスのホテルに暮らすように滞在できたのがとても幸せな時間で。パン屋さんへ行ったり、お散歩したりしたのがとても思い出深いです。また行きたいですね。

また、記者からフランス映画に出演するなら、どんな役がいいかと聞かれ…。

「この年齢では、なかなか日本映画では恋愛の話はないんですが」と笑う
「この年齢では、なかなか日本映画では恋愛の話はないんですが」と笑う

石田ゆり子:
やはりフランスって愛の国、アムールの国と私は思っていて。この年齢では、なかなか日本映画では恋愛の話ってもうないんですけれど(笑)ここから始まる大人のすてきな恋愛映画、もしフランス映画に出していただけるなら、ぜひと思います。

ということで、インタビューで深掘り。相手役を2人の候補から選んでもらった。

憧れの俳優と共演するなら…お隣さん役?

鈴木唯アナウンサー:
大人の魅力あふれる74歳のジャン・レノさん、26歳と若く中性的なところが魅力のティモシー・シャラメさん。石田さんがフランス映画に出演し、相手役に選ぶなら?

石田ゆり子:
おーすごい2択ですね。

鈴木唯アナウンサー:
全然違う2人を選んでみました。

石田ゆり子:
えぇ~?ジャン・レノさんもすてきだけど、ティモシーをもうちょっと大人にしたら、ティモシーさんがいいですね。大好きなんです、ティモシー・シャラメさん。

鈴木唯アナウンサー:
どういうところが大好きなんですか?

ティモシー・シャラメさん(26)が大好きだという石田さん
ティモシー・シャラメさん(26)が大好きだという石田さん

石田ゆり子:
大人の色気と少年性と、いるだけでものすごく幸せな気持ちになりますよね。

鈴木唯アナウンサー:
そんなティモシー・シャラメさんとの恋愛映画。

憧れの俳優との恋愛映画の話に照れたような笑顔
憧れの俳優との恋愛映画の話に照れたような笑顔

石田ゆり子:
恋愛映画じゃなくていいです。お隣さんでいいです、私。「こんにちは」っていつも来る、おばちゃんの役でいいです。

鈴木唯アナウンサー:
そこから何か始まるかもしれないですしね。

石田ゆり子:
まぁねぇ…あはは、なんでこんな話(笑)

照れてしまったのか、めざましくん人形を抱きしめ、はにかみながら答えた石田さん。お隣さん役でも、すてきな映画になりそうだ。また「元気の源」について聞くと…。

朝焼けを見るため早起き「健康と美容にいい」

石田ゆり子:
私はね、空を見るのがすごく好きなんですよ。だから、朝早く暗いうちに起きて朝焼けを見るのが、私にとって元気をチャージすることなんですけど。

鈴木唯アナウンサー:
朝焼けを見るとなると、朝4時とか5時に起きている?

石田ゆり子:
起きられる時は、実は2時半ぐらいに起きる(笑)

「朝焼けを見るのが、私にとって元気をチャージすること」
「朝焼けを見るのが、私にとって元気をチャージすること」

鈴木唯アナウンサー:
えっ、まだ夜じゃないですか!?

石田ゆり子:
まぁ、3時ぐらいに起きているといいですよ、なんか調子が。

鈴木唯アナウンサー:
いいんですか?

早起きすることで、やることも片付き「調子がいい」のだそう
早起きすることで、やることも片付き「調子がいい」のだそう

石田ゆり子:
調子がいいんです。朝焼けを見るにあたって準備ができて、お風呂とか入れて。午前中も長いので、やることがいっぱい片付いて。もうほとんど、おじいちゃんみたいな生活(笑)おばあちゃんみたいな。それがすごく健康と美容に良いのは確かです。

20人の監督や俳優が来日する「フランス映画祭2022 横浜」は、12月1日から4日まで開催。今回発表されたラインアップには「幻滅」「あのこと」など、2021年のセザール賞を賑わせた作品を含む長編10作品、短編6作品のバラエティ豊かな作品が選ばれた。

【長編作品】
「EIFFEL(原題)」「フルタイム」「幻滅」「イヌとイタリア人、お断り!」「The Passengers of the Night (英題)」「あのこと」「メグレ(仮)」「ロデオ ワン・ファイン・モーニング(仮)」「VORTEX」

【ストップモーション・アニメーション】
「くすんだ海」「記憶」「風の娘たち」「レイモンド、もしくは縦への逃避」「崩れる関係」「姉妹」

(「めざましテレビ」11月8日放送)