10月1日、新たな技術を使って安全運転の意識を向上させる大会が始まる。これから日暮れが早くなり、事故も起こりやすくなる季節。自らの運転を見直す良い機会になりそうだ。
「事故のない町」へ 安全運転技術を評価する新技術!
新潟市中央区で9月14日に行われた「エコ・ドライブ安全運転コンテスト」の開会式。新潟市内の事業者が参加し、安全運転の技術を10月1日から1カ月間競う。
その採点を行う際、使うのがこの小さな機械。

記者リポート:
この専用タグとスマホを連動させることによって、自分が安全運転できているかどうか評価・ランク化できるということです。私も今から実際に試してみたいと思います

3年間ゴールド免許の記者が安全運転に挑戦してみると…

記者リポート:
狭い道路になると、どうしてもブレーキを踏む回数が多くなってしまいますが、そこはどう評価に表れるのでしょうか
すると、間もなく見通しの悪い道路で対向車が。やむなく急ブレーキを踏んでしまった。

記者リポート:
さっきのブレーキが採点にどう響いているか…

記者リポート:
20分ほど運転をしてきて、アプリに安全運転のスコアが出ました。私は5点満点中、4点の評価。しかし、アプリを詳しく見ますと、地図上に3カ所、安全運転ではないポイントが詳しく指摘されています


安全運転の度合いを詳しく採点できる「テレマティクス」という技術。これは大手自動車保険会社が導入していて、スコアの良い保険加入者には保険額の割引きなどを行っているという。
あいおいニッセイ同和損保 新潟支店 水越靖 支店長:
契約者のうち14%くらい事故の頻度が減っている。“事故のない町”をつくっていくというのが、最終的に目指しているところ

大会で初めてこの技術を利用する事業者にとっても、メリットが多いようだ。
コンテストに参加する事業者:
今までは呼びかけとか、言葉だけだったのが、自分の運転技術がどうなっているのかを数字で見られるのがいい

運転を見直す良い機会。これからの季節日が短くなるため、よりいっそう安全運転への意識が重要となる。

新潟中安全運転管理者協会 川崎弘 会長:
午後5時半とか6時になると薄く暗くなってきて、安全運転を実施しているつもりでも、見逃してしまうことが出てくる。今回の大会をきっかけに安全運転の技術をきっちり身につけてほしい
(NST新潟総合テレビ)