岡山県倉敷市真備町などで多くの被害を出した西日本豪雨から、まもなく4年を迎える。被災地で今、伝えたいメッセージを聞いた。

店浸水で放心状態 ボランティアへの感謝

佐藤酒店 佐藤啓子さん:
この棚は、寸法を測って作っていただいた。奥さんが前向きな気持ちになるのが一番ですからと。それがすごくうれしかった

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倉敷市真備町にある1892年創業の老舗「佐藤酒店」。

4年前の豪雨で店は浸水し、数千本の商品が被害を受けた。佐藤さんは、どうしたらいいかと放心状態になったという。

2年前に規模を縮小し、営業再開。

佐藤酒店 佐藤啓子さん:
小さな店になってしまったので。でも本当に“私のお店”みたいな。小さくてかわいい店になった

のれんは、被災し亡くなった母の形見の着物だ。

同じ布で作ったエプロンをつけ、店に出る佐藤さん。建物の半分は、被災した美容室に貸している。

美容室M2 岡野嘉美さん:
佐藤さんも大変な思いをしているのに、うちにおいでと言ってもらった。本当に感謝している

営業再開した佐藤酒店の佐藤啓子さんから、4年前ボランティアに来てくれた人へのメッセージだ。

佐藤酒店 佐藤啓子さん:
当時のボランティアの皆さんへ。その頃は店もできないと思って、毎日悲しんでいましたけれど、ボランティアの方々のおかげで、ここまで立派な店ができました。小さくてかわいいお店ですけど、私の本当の生きがいになっています。この店を見に来てもらいたいと思います。本当にありがとうございました

(岡山放送)

記事 1206 岡山放送

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