名古屋市中区のコインパーキングで6月7日、駐車していた車に2匹の犬が放置されているのが見つかった問題で、保護された犬がどうなったのか取材した。

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動物愛護法違反の「虐待」に当たる可能性高い

名古屋市中区栄5丁目の繁華街にあるコインパーキングで7日、駐車中の軽乗用車の車内に犬が2匹放置されていたのが見つかった問題では、発見から4時間以上経過し、警察や保健センターが保護した。

2匹はその後、千種区の名古屋市動物愛護センターで保護されていて、元気に過ごしているとのこと。
2匹ともダックスフントで、年齢は5歳前後とみられている。

愛知県警中警察署は現在、飼い主が「動物愛護法違反」にあたるかを調べている。

その結論が出たあと、動物愛護センターが飼い主に指導して犬を戻すのか、飼い主には戻さず、新しい飼い主を探して譲渡することになるだろうとしている。

動物の問題に詳しい、名古屋北法律事務所の中島万里弁護士は、動物愛護法に「給餌もしくは給水をやめ、その健康および安全を保持することが困難な場所に拘束し、衰弱させることは『虐待』にあたるとはっきりと書かれている」ことから、「(虐待に)問われる可能性があるし、そうあるべきだと思う」と指摘している。

(東海テレビ)

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