名古屋駅構内の「驛麺通り」にあるラーメン店で、夏限定のメニューが始まった。坂角総本舗の「ゆかり」や、ナカモの「つけてみそ かけてみそ」など、東海3県の名物とコラボした8種類の個性的なラーメンが楽しめる。
東海3県のご当地名物とコラボ…「名古屋驛麺通り」の夏限定メニュー
この記事の画像(19枚)2002年にオープンした名古屋駅構内の「名古屋驛麺通り」には、全国のご当地ラーメン店が7店舗集まっている。
通称“ラーメン横丁”では、6月20日から夏限定のメニューがスタート。東海3県の名物とコラボした夏らしい麺を食べることができる。
青森の名店「長尾中華そば」の限定メニューは、愛知県産大豆100%の豆味噌を使い、具材に油揚げ、かまぼこ、長ネギを加えた「味噌煮込み風」のつけ麺「名古屋式 ごくにぼつけ麺」(950円)。
札幌らーめんの「ほくと亭」は、三重・伊勢志摩の自然豊かな海で育った、釜揚げしらすとアオサがたっぷり入った「しらす混ぜそば」(950円)。
風味広がる…エビせんべい「ゆかり」使った夏限定ラーメン
北海道・函館らーめん「醐りょう」の限定麺は、名古屋土産の定番・坂角総本舗の「ゆかり」がラーメンの上にのった「坂角のゆかり 海老つけ麺」(1000円)。
ゆかりは、ラーメンの上にのっているだけではない。粉末にしたゆかりをつけ汁や、鶏白湯とクリーム系を合わせたスープ、麺の上にも振りかけた、まさにゆかり尽くしの一杯だ。
砕いたせんべいのカリカリとした食感がいいアクセントに。粉末のゆかりが麺に絡み、口の中にエビの風味が広がる。
しかし、なぜラーメンにゆかりなのか。
ジェイアール東海フードサービスの担当者:
一緒に名古屋を盛り上げたいと、坂角総本舗に提案したところ実現しました。試作してみて、こんなにマッチするんだと、新しい発見だった
「ゆかり」とラーメンが出会うのは、必然だったのかもしれない。
甘みある味噌と冷たい汁が相性抜群…「つけてみそ かけてみそ」のつけ麺
喜多方ラーメンの「蔵まち」の限定麺は、カツやおでんにかけると美味しい、万能味噌ソース「つけてみそ かけてみそ」を使った「つけ(てみそ)麺 ぶっかけ(てみそ)麺」(950円)。
ジェイアール東海フードサービスの担当者:
一口つけて食べていただいて、あとはかけて混ぜて食べていただきます
「つけてみそ かけてみそ」を、素揚げされたゴボウの上にたっぷりと…
つけ汁には、“ナカモの赤みそ”を使った味噌満載の冷やしつけ麺だ。
おススメの食べ方は、つけ汁を麺にぶっかけて。オクラ、とろろ、温泉卵が混ざり合い、味噌の旨味も感じながらもマイルドな味わいに。
甘みある味噌と冷たい汁との相性は絶妙で、普通の味噌ラーメンとはまた違った味だ。
「蔵まち」では他に、静岡県産のわさびとマヨネーズソースを合わせた夏限定の「ローストビーフ冷麺」(1000円)もある。
ブランド豚の大きなチャーシュー…岐阜の特産尽くし限定麺
岐阜の名物が入った麺も。
担々麺専門店「しゃち福」の限定麺は、岐阜産のハムや「恵那どり」のミンチ、岐阜でとれた夏野菜の甘長ピーマンやトマトを乗せた、岐阜尽くしの「冷やし担々麺」(950円)。
「井の庄」では、岐阜のブランド豚「郡上クラシックポーク」の大きなチャーシューが2枚入った、インパクト大の「まぜそば」(980円)がいただける。
「名古屋驛麺通り」で食べられる夏限定ラーメンは、全8品だ。
(東海テレビ)