祖母から孫へ受け継がれる「70年代ファッション」フレアパンツに花柄コーデ…人気の理由に注目！

レトロで可愛いと話題の70年代ファッション。

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街の若い人たちが穿いていた、裾が広がった形の「フレアパンツ」。
70年代に流行った「パンタロン」や「ベルボトム」と呼ばれていたものと同じシルエットだ。

ユニクロやジーユーなど、人気ブランドでもこのフレアパンツを展開。

ジーユーおしゃリスタ・為谷陽香さん：
レトロファッションすごく流行っていて、ぐんぐんフレアパンツ来ていますね。

さらに、70年代に流行った花柄や、カラフルなアイテムを身につける若者も発見。

そこで今日は、フレアパンツからレトロ柄まで、若者がなぜ70年代ファッションを取り入れるのかに注目した。

フレアパンツは脚長効果も？個性派オシャレ

さっそく街で70年代ファッションを調査！

女性A：
フレアパンツ、結構簡単におしゃれになれるなと思って穿いています。

女性B：
これ（フレアパンツ）は最近流行ってるんで、広がっていれば広がっているほどカワイイみたいな。

若者が取り入れている70年代ファッションの中で、今一番多いのが裾が広がったフレアパンツ。
フジテレビに残っている昔のニュース映像を見ると…

ニュース映像：
（昭和）47年（1972年）にはパンタロンが主流となり、その生産量はスカートを抜きました。

1970年代には当時「パンタロン」「ベルボトム」などの呼び方だった、フレアパンツが流行。
ではなぜ今再び注目されているのかと言うと…

女性C：
脚が長く見えるかなと思って。

女性D：
脚が細く見えるかなって思います。

裾が広がるシルエットでスタイルがよく見えるという、フレアパンツ。
調査した中では、約73％が「脚が細く・長く見える」と回答していた。

また、こんな理由も。

女性E：
おしりのところにステッチみたいなのがついてて、それがカワイイなって思ったので（買いました）。

女性F：
ふくらはぎの太さが気になって、そこを隠したいなっていうのがあります。前は出ていても、全体見えなければいいかなって。

また、多くの人が穿いていたのがスリット入りのタイプ。

女性G：
デザインかわいかったり、みんな同じみたいになっちゃうのが、ちょっと変わったファッションになったりするので、着ていることが多いです。

種類が豊富で支持されているフレアパンツ。
原宿で10～20代の女性100人に聞くと、フレアパンツを持っている人は81人だった。

また、GU新宿フラッグス店では、スラックスやデニムなど11種類を販売。
ユニクロ銀座店では、7種類のフレアパンツが並んでいる。

祖母→母→孫で楽しむ3世代オシャレ

70年代、実際に穿いていた世代の女性は…

女性H：
50年前だったらパンタロンとか穿きましたよ、楽だしね。細身のブーツとか（と一緒に）穿いたりしました。

女性I：
穿きましたね、若いころは。仕事修行中だったので、まだお金も取れない時に、清水の舞台から飛び降りる思いで買ったんだから。

1972年頃に買ったというフレアパンツがこちら！

今でも大事に保管され、現在は同居する娘さんとお孫さん3代で引き継がれているそうだ。

祖母の「お下がり」を楽しむファッション

70年代ファッションは他にも。

女性J：
お花だしかわいいかな、華やかな感じで。レトロ感、結構エモい感じが好きです。

女性K：
70、80年代のこういう（柄の）形、かわいいなっていう感じで着てます。レトロかなって。

女性L：
祖母が作ったお下がりのワンピースです。
2年前亡くなったんですけど、洋装店を営んでいて、自分で服を作って、それをお店に出していたみたいです。

女性М：
これはおばあちゃんのお下がりのブラウス？チュニック？になります。
今年の1月に祖母が亡くなりまして、私が譲り受けたものになりますね。

若者たちが「レトロ」だと感じるという花柄。
フジテレビに残る1973年の映像にも、同じようなレトロな花柄が映っていた。

WEGO原宿竹下通り店ショップスタッフ・設楽朱莉さん：
花柄のレトロな柄だとか結構買われる方が多くて、人気の商品になっております。

「ワンポイント」で印象付け

70年代のファッションに詳しい専門家は…

ファッションアドバイザー MBさん：
今年は70年代がトレンドになってますね。

70年代ヒッピーの時代。タイダイ（絞り染め）とか結構柄のある花柄だったりとか、ビビッドな色が増えていたと思うんですけど、今の2022年も同じで、ちょっと派手なものを入れたいなというトレンドが今に表れていると思うんですね。