国連・安全保障理事会の非公式会合で、俳優ジョージ・クルーニーさんの妻が、ロシア軍による残虐行為の責任を追及するよう訴えた。
会合は、ウクライナでのロシアの残虐行為の調査方法などを話し合うためのもので、ジョージ・クルーニさんの妻で弁護士のアマル・クルーニーさんや、国際刑事裁判所の主任検察官などが参加した。
アマルさんは会合で「人権を尊重すると公言しているすべての国家は、戦争犯罪人の安住の地となってはいけない」と話し、国際社会が連携してロシア軍の罪を追及するよう訴えた。
一方、ロシアは残虐行為はフェイクニュースだとこれまでの主張を繰り返した上で、国際刑事裁判所についても「政治的道具であり正義とは何も関係がない」と批判した。