5月14日から最高気温が6℃ほど下がり、季節が1カ月逆戻りした15日の東京。

女性A:
今日はホットコーヒーを飲みます。下が半袖なんですけど寒いなぁと…

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街行く人、200人の服装を見てみると半袖の人はわずか8%だった。

その一方で気温は低いものの、意外と湿度が高かったとの声があった。

女性B:
(この季節は)湿気で髪の毛がぐちゃぐちゃになるのが嫌いです

5月15日東京の最高気温は19.9℃と4月中旬なみの気温だった一方、湿度は平均67%。最小湿度が50%を超えると「湿度が高い」とされる中、ジメジメした1日だったことが分かる。

湿度上昇に伴う「肌トラブル」に医師が注意喚起

こうした中、医師が注意を呼びかけるのが「肌のトラブル」。

あおぞらクリニック・島陽一郎院長:
ジメジメしてくるので、汗をかいたりすると肌のバリア機構が失われてしまう

医師によると気温が低くても湿度が高い状態だと気づかないうちに汗をかき、ベタつく肌に汚れが付着して「ニキビ」や「湿疹」「あせも」などの原因になるという。

普段から肌の保湿を保つことがポイント

5月16日も最高気温は17℃と低い予想だが、湿度は75%とかなり高い予想。では、どう対策すればいいのか?

あおぞらクリニック・島陽一郎院長:
冬に保湿剤をよく使う方がいるが、夏も同じように保湿剤を使って普段から肌の保湿を保つようにする

まずは皮膚の汗を洗い流してよく拭いた後、保湿剤を塗るなどして発汗を抑えると肌のトラブル予防になるという。

では、湿度がさらに高くなりがちな梅雨入りの時期は?

日本気象協会・徳田留美 気象予報士:
来週から徐々に前線が北上し、6月4日頃は関東でも梅雨入りする見込み。各地で平年より少し早い梅雨入りとなりそう

(「めざましテレビ」5月16日放送より)