大型連休を前に、長野県安曇野市に本格的なマウンテンバイクのコースが完成した。監修したのは元オリンピック選手。関係者らが手作りをした自慢のコースだ。

里山に手作り「100年先も楽しめる場所に」

完成したマウンテンバイクのコース(長野県安曇野市)
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林の中をさっそうと、坂道も駆け上がる。安曇野市の里山に4月20日、本格的なマウンテンバイクのコースがオープンした。場所は安曇野市が管理する啼鳥山荘の周辺だ。

安曇野市スポーツ推進課・大月敦史課長:
市長がアウトドアの聖地を目指しているので、そのひとつになってくれれば

環境に恵まれている信州。マウンテンバイク熱は高く、多くのオリンピアンが拠点に選んでいる。

今回、新たにできたコースもオリンピアンが深くかかわっている。安曇野市在住の小林可奈子さんだ。小林さんは長野県内に拠点を置き、1996年のアトランタオリンピックに出場。長年、日本のマウンテンバイク界を引っ張ってきた。

コース監修・小林可奈子さん

その小林さんがコースを監修。さらに小林さんが主宰をつとめる市内のマウンテンバイククラブのメンバーが中心となり手作りした。

コース監修・小林可奈子さん:
私もマウンテンバイクでこの山を走らせてもらっていたり、本当にここが大好きで。でも、だんだん山が荒れてきたり…みんなと遊べる手段はないかなと。100年先にみんなで笑いあえる場所をつくろうねと

北アルプスの絶景を堪能しながら

完成した自慢のコース。記者が小林さんに案内してもらった。

いきなり難所の段差が現れ、記者は飛び越えられなかった。小林さんがお手本を見せてくれる。

記者は段差を飛び越えられず…

コース監修・小林可奈子さん:
スキーをやる際、コブとかジャンプするときって膝や腰を入れるでしょ。その動きをここでやるの

もう一度挑戦。

コース監修・小林可奈子さん:
加速して…それっ、行けた!ほら、どう?

今度は飛び越えた!

記者:
気持ちいいです

自然の中をマウンテンバイクで駆け抜ける。

コース監修・小林可奈子さん:
気持ちいいでしょ、コツをつかめるとね

コースの後半には、安曇野ならではの絶景も見られる。常念岳などの北アルプスだ。

常念岳

記者:
終盤になるのでアルプスがよりきれいに。すがすがしいし、すっきりしてるし

コース監修・小林可奈子さん:
それぞれのコースに、それぞれ皆さんが思うベスト常念岳を見つけてほしい

ついに1.1キロの初級者コースを完走。

記者:
気持ちよかった!最初は正直、どうなるかと思ってたんですけど、できることが増えていって達成感と自然の気持ちよさとで、かなり楽しめました

コース監修・小林可奈子さん:
(このコースで)人を笑顔に変えたかった。「できたー」って言って笑っていただくと「しめた。よっしゃー」みたいな。非日常というか冒険できる乗り物

コースは3種類、初級者から上級者まで楽しめてレンタルサイクルも可能だ。(利用料金:1日200円、レンタルサイクル1時間300円)

マウンテンバイクの新たな聖地になればと期待が寄せられている。

(長野放送)

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