韓国の尹錫悦次期大統領は28日、相星孝一駐韓大使と面会し、日韓関係の改善に意欲を示しました。
3月9日の大統領選挙で当選した尹氏は、相星大使との面会で、日韓関係は「未来志向的に改善されなければならない。共に知恵を集めよう」と呼びかけました。
いわゆる元徴用工などの歴史問題を巡って日韓の溝が深まる中、尹氏は「難しく見える問題も真摯に対話すれば、それほど難しくない」とも述べ、関係改善に意欲を示しました。
また、会談では、核・ミサイルの脅威が高まる北朝鮮についても意見が交わされ今後より緊密な連携が必要との認識で一致しました。