松野官房長官は28日の記者会見で、第94回アカデミー賞で、濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞したことについて「心からお祝い申し上げる」と語った。
松野長官は会見で「ドライブ・マイ・カー」の受賞について「誠に喜ばしいことであり、心からお祝い申し上げる。歴史的快挙であり、関係者のみなさまに深く敬意を表する」と語った。
その上で、文科省や経産省が同作品の支援を行ったことに触れ、「今後も魅力ある日本文化の国内外に発信に努めていきたい」と強調した。

「ドライブ・マイ・カー」は作家・村上春樹さんの短編小説が原作で、妻を亡くした演出家の主人公(西島秀俊さん)が専属運転手の女性(三浦透子さん)との交流を通じて自分自身を見つめ直す姿が描かれている。