自民党の高市政調会長は23日、原子力発電所の警護について、平時から自衛隊の任務にする法改正が必要との認識を示した。原子力施設をめぐっては、ロシア軍がウクライナ侵攻で攻撃を行っている。
高市氏は会見で、平時の原発警護について「自衛隊が行うことは現行法でできない。自衛隊法に新たな任務として追加しなければならない」と述べ、自衛隊法改正に意欲を示した。
さらに高市氏は、ロシアによるウクライナ侵略を受け、「近年の戦い方は“ハイブリッド戦”だ。平時から備えをしておくという必要性が、格段に高まっている」と指摘した。