東日本から西日本にかけて、季節外れの暖かさとなった3月14日。宮崎では、全国で最も高い28.4度を記録。初夏のような陽気となった。

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また関東でも、栃木・佐野で26.2度、神奈川・小田原で25.5度と、いずれも6月中旬並みの陽気となり、2022年初の夏日となる中、東京都心でも、夏日一歩手前の24.1度と今年一番の暑さとなった。

「600度の法則」で開花予想…平年より早い?

こうした中、桜の開花時期にも影響が…

日本気象協会 樋口康弘気象予報士:
この先も気温が高い状態が続くので、(平年より)早まって桜が開花することも考えられます。

気象予報士が挙げるのは「600度の法則」。2月1日以降の最高気温の合計が600度を超えると、桜が開花するというもの。

日本気象協会の最新の東京の開花予想は3月23日だが、この法則に当てはめると、19日土曜日には開花する見込みになるという。

桜の名所4カ所の現在の桜 既に開花している所も…

そこで、都内の桜の名所4カ所をチェック。まずは、皇居のお堀沿い「千鳥ヶ淵」

めざまし取材班 黒尾貴史:
芽が膨らんできているものも結構あるんですけど、中には、細くて茶色いままのものも結構あります

桜の多くがまだ「つぼみ」で「小さく硬い」様子。

続いては、日本有数のお花見スポット「上野公園」

めざまし取材班 黒尾貴史:
つぼみがだいぶ膨らんできていて、色も緑色ですね

こちらでは、つぼみが膨らむも、まだ緑色と言う結果に。

さらに、川沿いに桜並木が続く「目黒川」では…

めざまし取材班 黒尾貴史:
付け根部分の芽がピンク色に色づいています

膨らんだつぼみの先から、ピンクの花びらが少しだけのぞいていた。

そして同じく、川沿いの桜の名所「隅田川沿い」

めざまし取材班 黒尾貴史:
桜咲いてますね。10輪以上は咲いています

なんと、すでに開花した木もあった。

東京都は、公園でシートを広げてのお花見など自粛を要請していて、歩きながら桜を楽しむ場合には、マスク着用や混雑を避けるなど、感染予防への取り組みを訴えている。

(「めざましテレビ」3月15日放送分より)