電力大手10社は先ほど、4月の電気料金について、標準家庭のケースで東京電力では115円、中部電力では127円上昇するなど、7社が値上げすると発表した。
ウクライナ情勢などで、火力発電用燃料の高騰が続いているため。
電気料金を巡っては、電力の安定供給を実現するために、燃料の高騰分を自動的に電気料金に上乗せする仕組みが導入されているが、関西電力、中国電力、北陸電力の3社はすでに上乗せ可能な上限を超えており、料金が据え置かれている。
四国電力と沖縄電力も4月分で上限を超えたため、5月以降は料金の値上げが難しくなる。
一方、東京ガスなど大手都市ガス4社も、4月に63円~88円値上がりする。値上げは8ヶ月連続。