東京電力は、管内の電力需給状況を改善するため、10日午前10時から午後1時までの間、中部電力と関西電力から最大80万キロワットの電力の融通を受けると発表した。
東京電力管内は、朝から雪や寒さの影響で暖房使用が増えるなど電力需要が高まっており、ピーク時の電力使用率は96%と予測されている。
東京電力は「低気温が続くことによる電力需要の増加や発電事業者の供給力低下などに備えるため電力融通を受ける」としている。
2022年1月6日に東京で大雪が降った際にも、東京電力は北海道電力、東北電力、中部電力、関西電力の4社から電力の融通を受けていた。