4日に開幕した北京五輪。各競技場は盛り上がっていますが、開会式での最終走者がウイグル族の選手になったことで、欧米メディアなどでは開会式のあり方にも批判が。
このことについて、めざまし8では橋下徹氏が「やりすぎだ」と指摘しました。

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橋下徹氏「聖火ランナーの順番はIOCから発言を」

2月4日のニューヨーク・タイムズでは、欧米諸国が指摘するウイグル族への人権弾圧に対して「中国は挑発的な選択をした」などと批判。さらに、ウォールストリート・ジャーナルでは、「人権問題を指摘するアメリカなどに対する反抗的なジャブが際立った開会式」と伝えています。
この内容について橋下徹氏は…

橋下徹氏:
オリンピック自体は選手の皆さんに本当に頑張っていただきたいと思うのですが、ウイグル族の選手が聖火ランナーの最終ランナーになったことは、やりすぎだと思います。
ウイグル問題は国際問題になっていて、西洋諸国もある意味、中国にすごいクレームを出しているところなんですね。
IOCはそういう問題は横に置いて、オリンピックを進めていこうという風に進めて来たんですけども、やはり最終ランナーにウイグル族の選手を入れるということは、これはある意味中国のある種のプロパガンダであって。
東京オリンピックの時に、五輪のマークをどこに付けるかということを東京都知事が決めようとしても、IOCは「それを決めるのはIOCなんだから、そういうこと言うな」とガツンと言ってきたらしいんですよ。
それぐらいの力を持っているんだったら、やはり最終ランナーはやめてくれと、他の順番でやってくれということぐらい、IOCはやるべきだと思っています。ただ選手には頑張ってもらいたいです

(めざまし8「NewsTag」 2月7日)