東京オリンピックの選手村で行われた下水の調査で、新型コロナウイルスの陽性者の報告がないエリアでもウイルスが検出されていたことがわかった。
北海道大学などによると、去年7月から9月までの間、東京オリンピック・パラリンピックの
選手村の下水調査を行った結果、690の検体のうち233の検体から新型コロナウイルスが検出され、陽性者の報告がないエリアでもウイルスが検出されたという。
北海道大学大学院工学研究院の北島正章准教授は、「見えない感染を『見える化』するツールのひとつとして重要な成果が得られた」としている。